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Windows7のシステムの復元が出来ない場合の対処方法

XP以降のWindowsには、トラブルが起きた場合に、それ以前の状態に戻せる「システムの復元」が搭載されています。しかし時によっては、システムの復元自体が行えないという深刻なトラブルが起きることもあります。筆者もWindows7に切り替えた直後から、システムの復元ポイントが作成できない状態に陥りました。その時の対処方法をメモっておきます。

まず最初に起きたのは、システムの復元を選択しても、以下のような警告文が出て先に進めなくなりました。

ボリューム シャドウ コピー サービス コンポーネントには、予期しないエラーが発生しました。 詳細については、アプリケーション イベント ログを確認してください。

これは、システムの復元に必要なソフトが立ち上がっていないことが原因でした。というのは、筆者の購入したWindows7搭載PCでは、最初から色んなソフトがインストールされすぎていて起動がやたらと重いので、常駐ソフトの多くを「msconfig」で停止させていました。どうやらこの時に、必要なソフトまで停止させたことが問題だったようです。筆者の場合

●Microsoft Software Shadow Copy Provider

●Volume Shadow Copy

という二つのソフトを止めていたことがが原因でした。上記の「〜予期しないエラーが発生」の警告文が出た人は、まずはWindows7のバックグラウンドで、上記の二つのソフトが動いているかを確かめましょう。スタートメニューの「プログラムとファイルの検索」の欄に「msconfig」と打ち込むと、システムの構成というウインドウが立ち上がります。その中の「サービス」タブを選び『Microsoft Software Shadow Copy Provider』と『Volume Shadow Copy』の欄にチェックが入っているかを確かめてください。チェックが付いてないと、これらのソフトが起動していないので、システムの復元が行えないのです。

  msconfig システム構成  

ボリュームラベルの構文?ハードディスクの領域の保護

これで復元ポイントの作成へ進めるはずですが・・・筆者の場合、その先でも更に問題が発生しました。「ファイル名、ディレクトリ名、またはボリュームラベルの構文が間違っています。(0x8007007B) システムの復元は閉じられます。」と表示されて、復元ポイントの作成が出来ないのです。

この問題は、Windows7をインストールしているハードディスク領域の保護を「有効」にしていないことが原因でした。スタートメニューの「コンピュータ」を右クリックし「プロパティ」を選択、左メニューの「システムの保護」をクリック。すると右のようなウインドウが出ますので、下側の「利用できるドライブ」に『システム』と付いているドライブ(通常はCドライブ)の保護が有効になっているかを確かめます。もし「無効」となっていれば、すぐ下の「構成」というボタンを押し『システム設定とファイルの以前のバージョンを復元する』を選択します。これで一つ前のウインドウに戻って、一番下の「作成」ボタンを押せば、復元ポイントの作成ウインドウが立ち上がりますので、適当な名前をつけて作成を押せば、現時点のWindows7の状態を記憶した復元ポイントが作成されます。

実はこの後、もう一つトラブルに見舞われました。復元ポイントは作成できたものの、その領域を拡大できなくなったのです。先ほどの「システムの保護」の「構成」ボタンの先にあるウインドウで、一番下に『ディスク領域の使用量』を決めるスライダがありますが、これを動かせなかったのです。

復元ポイントの領域が拡大できない場合

この問題の解決が、最も迷走を極めました。結論から言うと、どうやら筆者がWindows7のバックアップ用に「HD革命」というソフトを導入したことが原因だったようです。筆者は仕事でもPCを使うので、トラブルが起きた時用のバックアップとして、Windows7PCを購入直後に、別の内蔵ハードディスクを買い、HD革命を使ってクローンを作っていたのです。このように、全く同じHDDを作っておけば、問題が起きてもすぐにもう一つのディスクを使って作業が行えます。

偽のCドライブところが、このHD革命製のクローンディスクが曲者でした。筆者はコピー元ディスクを保管用として、クローンの方でPCを使い始めたのですが、なぜか『C:不明』という謎のドライブ(というかバグ)が生まれて、こいつが干渉していることでディスク領域を拡大できなかったようなのです。PCの中にCドライブが二つも出来てれば、そりゃWindowsさんも混乱しますわな・・・。

ということで、偽Cドライブを選択し「構成」を押し、「システムの保護を無効にする」にチェックボックスを移せば、このバクで生まれた?偽Cドライブは消えて無くなり、本当のCドライブの『ディスク領域の使用量』のスライダを動かせるようになりました!いやはや遠い道のりだった・・・。

検証実験としてもう一台別のハードディスクを買い、もう一度クローンディスクを作ってみたら、やはり同じように『偽Cドライブ』が生まれました。HD革命を使ってクローンを作ると、必ずこのバグが生まれるみたいですね。ハードディスクを丸ごとコピーするソフトは他にもありますが、Windows7の脆弱な仕様を考えたら、他のソフトでも同じようなトラブルが発生する可能性も考えられます。システムの復元で何かトラブルがある場合は、上記を参考におかしな部分が無いか調べてみてください。

   

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