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ハードディスクメーカーの性能差は?

自作PCの愛好者は、一度は迷ったはずであろうことが、ハードディスクメーカー選びです。パソコンパーツの中で、最も壊れやすいパーツなだけに慎重に選びたい所です。しかしスペックに表れない性能差(静音性や耐久性)に関しては、根拠あるデータがないだけに、結局は自作ショップ店員のお薦めとかで買わざるを得ないんですよね・・・。

2009年現在、稼働中のメーカー毎の特長を並べてみると・・・

◆日立(HGST)

日本人には最も馴染みのあるメーカーですね。2003年にはHDD事業でも世界的だったIT業界の巨人・IBM社のハードディスク部門を買収して、業界内の地位を高めています。

◆Seagate(シーゲート)

ハードディスク部門でシェア世界一。他のメーカーと違って、シーゲートはハードディスク事業が主流(ていうかほぼそれ一本)で売上高1兆円超を稼ぎ出しています。2005年末には同じくアメリカのHDDメーカーであったMaxtorを買収して巨大化しています。

◆WesternDigital(ウエスタン・デジタル)

アメリカの周辺機器メーカー。かつては「故障率が高い」との自作ユーザーの噂が絶えませんでしたが、今では逆に最もトラブルが少ないという評価も聞きます。

◆Samsung(サムスン)

かつては「値段が安いだけ」と馬鹿にされていたのが、ご存じ韓国のサムスン電子。しかし今や、売上高でパナソニックすら上回る世界最大の家電メーカーに成長しており、評価は激変しています。初代iPhoneの記憶装置(フラッシュメモリ)もサムスン製品が採用されていたようでして、もはや「安かろう悪かろう」なんて時代は終わった!?

日立なら安心?サムスンは駄目?

ここで一つ、興味深いデータを入手したので紹介しておきます。あるアメリカでの研究結果によると、ハードディスクの性能(特に故障の確率)に関しては、価格の差はほとんど関係ないというのです。

業務向けの高価でハイエンドなSCSI/FCハードディスクドライブと民生用のSATAハードディスクドライブにおいて、それほど明確な差はなかった・・・(中略)・・・つまり、サーバ向けハイエンドハードディスクドライブによくあるような、出荷前に行われる長時間の駆動テストをパスしていようがいまいが、そんなのは後々の故障率とは無関係だ
(ソース:gigazine

別の一例として、常時10万台以上が稼働していると言われるGoogleのデータセンターでは、比較的安価なハードディスクが使われているようです。これは単にコストダウンを計るということだけでなく、高価なHDDを使用しても、耐久性や安定性などの性能差は、ほとんど無いことも理由だと考えられます。

そもそも、一人の個人ユーザーが自作PCなどでハードディスクを使い続けても、生涯で数台〜十数台のサンプルに過ぎません。個人の体験談で「日立のHDDは静かで壊れにくい」だの「シーゲートは騒音が五月蠅いし壊れやすい!」だの「やっぱ安物はすぐ壊れるね〜」などと言われても、サンプル数が少なすぎて参考になりません。

確率論から行けば、個人が不幸にも不良品のハードディスクに遭遇してしまう可能性は、日立製だろうがサムスン製だろうが変わらないでしょう。結局、個人で利用する頻度ならば、不良品遭遇率も寿命の長さも「運次第」と言わざるを得ないということでしょうか?続報がないか、もう少し調べてみることにします。

   

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