単なるITなど無意味だ

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ハードディスクの年度毎の価格推移

ハードディスクの価格が年々下がり続けていることは、パソコンユーザーなら誰もが知っていますよね。では実際にどの位、HDDの値段が下がってきたのかを、年度毎に推移をグラフ化してみました。データは外付けHDDメーカーの大手・IOデータのサイトから引用。同社のハードディスク1ギガバイトあたりの平均単価です。

このデータからは、1ギガバイト当たりのHDDの価格は1995年当時の約7.5万円から、2004年には130円まで下落しています。下落率を計算すれば、1年毎に価格がおよそ半分になっています。

ハードディスクの価格推移

2005〜10年の正確なデータは見つかりませんでしたが、投稿執筆時(2011年春)のIOデータの外付けハードディスクは、1万円でおよそ2テラバイト(2048ギガバイト)の製品が購入できます。つまり1GBあたりの値段は約0.49円となり、2005年以降も1年で半分に下落するペースは変化していないようです。

WEBサービスの充実の源泉はHDDの価格下落

ITの世界では、トランジスタの容量(≒CPUの性能)は2年で倍になるという「ムーアの法則」が有名です。しかしハードディスクは、単位当たりの価格が1年で半分になっているので、ムーアの法則を上回る進化のペースです(※注)。

2000年代に入り、ネット上には様々な無料サービスが登場しました。BlogサービスやTwitterなど、無料でしかも(テキストなら)容量無制限に書き込めるサービスが生まれました。Gメールや各種ファイルストレージなど、無料でも数ギガバイトを利用できるサービスが増え、Youtubeなどの(莫大なデータ容量を使用する)動画投稿サイトも生まれました。

これらのサービスは、広告料とわずかな数の有料会員だけが収入源であり、9割以上のユーザーは一切お金を使っていません。にも関わらず、使用容量が無制限やそれに近いレベルのサービスを運営できるのは、ハードディスクの値段が劇的に下がることで、WEBサーバの容量当たりのコストも飛躍的に下がってきたからです。

   

※注:ハードディスクはトランジスタではないですし、価格低下は生産性の向上だけでなく他の要素もあり、厳密にはムーアの法則とは別物です。しかし、IT産業の技術革新という意味では同列ですし、これほどのペースで技術革新が進んでいる業種は他にはありません。

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